参戦してた立場なので感じたことを書いておくことにする
20日に書いた通り、2013年中に申請していた計2回の出金要求が、19日に1回目が正常に行われて、8万円が銀行口座に振り込まれた。
実はその次の日の21日にも2回目の出金処理が行われて、しっかり10万円が振り込まれた。
時系列で追ってみると
2月7日 すべての引き出しを停止
19日 8万円振り込まれる
21日 10万円振り込まれる
23日 Mt.Goxがビットコイン財団を脱会
24日 危機戦略の草案が流出
26日 サイト停止
すべての引き出しを停止してからも、ギリギリまで以前の出金要求には応じていたあたり、夜逃げするつもりではなかったのかも。
2013年末から出金が遅れていたのはアメリカさんに500万ドルを差し押さえられたことから、現金が不足していたのだそう。
そして2月某日、ハッカーに744,408BTCが奪われていたことが判明。
現金ない。BTCもない。オワタ\(^o^)/
で、破産したと。
Mt.Goxユーザーのみなさん。俺程度の知識でもわかる。もうお金は返ってこないよ。諦めましょ。
いつ、どの瞬間からBTCが無価値になるかわからない状態なのは今も昔もずっと同じなわけで、国に保証されていないことなんて分かりきっていたことだし、今更騒ぎ立てるようなことでもない。
投資していたひとたちは当然そのくらいの知識は持ってたハズだし、投資にはリスクはつきもの。
あんな得体の知れない会社のウォレットにお金を入れっぱなしにしていた奴はアホだし、数千万円もぶっ込んでた奴はもっとアホ。
そういうリスクを回避できなかった人の自業自得である。
ただ、全く新しい技術に関心を持って実際に参加する行動力は称えるべきことだと思う。
こんなことになってから知識を得て、被害者をディスるやつが一番のクソ野郎。
Bitcoinのような仮想通貨の分野は、これを機にこれまで以上に活発に成長するだろう。
それが改良されたBitcoinなのか、また別の通貨なのかはまだわからない。
おそらく円やドルを置き換えるまではいかないだろうが、肩を並べるまでに成長する余地はあるはずだ。
Mt.Goxのやらかしたことは許しがたいことかもだけど、そういう意味では、今回の事件は仮想通貨の歴史でとても重要な転換期となり得たのではないかと思う。
ただ、ここまで大きく報道される結果となって、仮想通貨自体が規制されてしまう懸念が生まれたように思う。
そういうことされちゃうと…なんていうか…ガッカリだよね…
あーあ、お金落ちてないかなー